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長期間勃起薬を使うと辞められなくなる?

勃起薬は血管を拡張させることによって勃起と勃起持続機能の改善を図り、正常な性行為を行うためのサポートをする薬です。
血管は年齢を重ねるのに従って老化することが明らかになっており、これが原因となり男性器への血流が妨げられて勃起障害になります。
また、勃起障害は性機能の障害にとどまらず、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす動脈硬化の前触れであることも研究により明らかになってきました。
一般的に薬を飲み続けることによって「薬物耐性」が付いてしまうことがあります。
薬物耐性とは服用を続けていくと体内にその薬品に対する耐性が付いてしまい、次第にその薬を服用することによって得られるはずの効果が得られなくなってしまうことです。
しかし多くの勃起薬やED治療薬にはこういった「薬物耐性」が認められていないため、何度服用しても効果が薄まることは無く、逆に血管の拡張作用によって血流が改善され心筋梗塞など重大障害の予防にもつながります。
一方で、勃起薬を使い続けると「勃起薬なしでは正常な性行為ができない」状態になってしまう人がいることも事実です。
これは勃起薬自体に薬物耐性は無く依存症にはならないため、心因性によるものと考えられます。
勃起薬を使って性行為を繰り返しているうちに、勃起薬無しで性行為をすることにある種の不安感を感じるようになってしまいます。
薬物による依存では無く精神的な依存となってしまい、辞められなくなるケースがあるので、長期間継続して使用する場合は注意が必要です。
この場合でも中毒症状などが出ることはありませんので心配は必要ありませんが、正常な性行為を行うためには勃起薬が無くても正常な勃起ができるという自信を持つことが大切です。
そのためには勃起を妨げている原因を見極めることが必要で、医療機関を受診しED治療薬を服用したり、カウンセリングを受けるなど、根本的な部分からの勃起障害の改善を図ることが重要です。

性行為に自信がつくとED改善のきっかけになる

勃起薬に頼りきってしまってはいけませんが、反対にED治療薬が心因性のEDを改善するきっかけになることがあります。
この場合の心因性EDとは、性行為に対する自信がないために勃起力が失われてしまう現象を指します。
男性の心理は意外とデリケートで、ちょっとした女性の言葉や仕草で傷つき、やる気を失ってしまうことが少なくありません。
たとえば早漏や短小といったことを笑われたり、不満な顔をされたりしたとき、かなりの心理的なストレスになる可能性があります。
気にしていると性行為に集中できず、勃起力が弱くなったり中折れを起こしてしまったりします。
それが度重なると自信を喪失して、ますます勃起しなくなるという悪循環に陥ります。
心因性のEDは性行為の経験が少ない人だけの問題ではありません。
長年のパートナーがいる人でも、年を取って体力が衰えてくると、勃起持続時間が短くなりがちです。
そうすると何でも年齢のせいにして諦める気持ちになり、気力まで低下してやがて勃起障害に繋がる可能性があります。
いずれの場合でも、やる気を起こさせることがED治療の第一歩となるでしょう。
勃起薬を利用して持続時間を延ばし、パートナーをとことん満足させれば、男として大きな自信を持つことができます。
それは積極的な性生活を営むきっかけになり、やがては勃起薬なしでも十分な勃起力を回復することが期待できます。
もちろんEDの原因は心理面だけではありませんが、もっと性行為を楽しみたいという気持ちが生まれれば、生活習慣の改善にも真剣に取り組めるでしょう。
精神的な依存には注意しなければなりませんが、勃起薬は決して根本的なED治療の妨げになるものではありません。